フラットシアターシリーズ「ちいさなうみ」2018年冬ツアー開催!
2017年7月に発表した自閉症の子どものための演劇作品「ちいさなうみ」を仙台、塩竈、山元町で再演します。
7月は見逃してしまった方もぜひ今回、ご参加くださいませ。
各地で1回ずつ、年齢や障害の有無問わずご覧頂ける回を設けました、大人のみなさまのご来場もお待ちしております。
企画趣旨についてはこちら→「ちいさなうみ」2018年冬ツアー企画趣旨(及川多香子)
2018/1/12追記
当初予定していた塩竈公演の3/23 10時半の回は公演は中止となりました。申し訳ございません。
【公演概要】
NPO 法人アートワークショップすんぷちょフラットシアターシリーズ公演
障害を持つ子どものための多感覚演劇『ちいさなうみ』
構成・演出|西海石みかさ
出演|飯沼由和、川熊美貴、佐々木大喜、渋谷裕子
日程・会場(宮城県内3箇所公演)
※受付・開場は開演の30分前、上演時間は40分
※各回定員は6組
※★マークはライブバージョン上演
定員20組、障害の有無や年齢に関わらずどなたでもご覧頂けます。
【仙台公演】
2018年2月3日(土)~4日(日) 全3ステージ
2/3(土) 10時半 ★13時半
2/4(日) 11時
会場:宮城野区中央市民センター 和室1
(仙台市宮城野区五輪二丁目12番70号)
【山元公演】
2018年3月2日(金)~3日(土) 全4ステージ
3/2(金)★10時半 13時
3/3(土)10時半 13時半
会場:つばめの杜ひだまりホール(山元町防災拠点・山下地域交流センター)
(宮城県亘理郡山元町 宮城県亘理郡山元町つばめの杜一丁目8番地)
【塩竈公演】
2018年3月23日(金)~24日(土) 全3ステージ
3/23(金)13時
3/24(土)10時半 13時半
会場:ふれあいエスプ塩竈
(宮城県塩竈市東玉川町9−1)
音楽|勝本宣男(作曲・コントラバス演奏)
美術|関本欣哉
衣装製作|佐々木博美
プロデューサー|及川多香子
主催:NPO法人アートワークショップすんぷちょ
助成:公益財団法人仙台市市民文化事業団
後援:山元町
協力:特定非営利活動法人ポラリス
チケット概要
料金|前売り・当日共に(日時指定・税込み)
親子1組:1500円(障害を持つ子ども1名と保護者1名)
※ご兄弟など1名増える毎に500円増し
対象|3歳~19歳の自閉症の障害がある子ども
※車椅子でご来場の方は事前にお知らせください。
※各回定員6組
チケット発売日 2018年1月9日(火)10時から
・電話予約:070-5017-5904(すんぷちょ直通)
・予約フォーム
プロフィール
NPO 法人アートワークショップすんぷちょ
2008 年設立、2014 年NPO 法人化。「すべての人にアートを」をスローガンに年齢や障害の有無問わず、多様な人が芸術に触れ、交流することを目的にワークショップや舞台公演を行っている。毎週定期的に開催し、誰でも参加できるダンスワークショップ「オドリノタネ」や、舞台公演を見据え創作を目的とした「パフォーマンスクラス」などの自主事業の他、子どもや高齢者施設、障害者施設からの依頼にて出張アートワークショップ多数。
構成・演出:西海石みかさ
ダンサー 演出家 チャイルドスペース国際公認指導者
教員、JICA シニア海外ボランティア(障害児教育・モロッコ、ホンジュラス)を経て、NPO 法人アートワークショップすんぷちょ元代表。現在フリー。教育学修士。
演出作品:「ぶこきがアンサンブル」「Midorigo」「MAEK」「ひゃくねんモンスター」「FRaGment」「シ
ルクドエール」など。ワークショップ多数 展示構成・ワークショップデザイン:せんだい3.11 メモリアル交流館企画展「それから、の声がきこえる」
■ちいさなうみについて
初演は2017年7月、自閉症の子どもを対象に創作されました。本物の泡、大量のプラスティックビーズ、大きなうちわからくる風、ふわふわとした綿などに触ったり、様々な楽器からの音に耳を傾けたり、アロマの香りを感じたり、五感を使って楽しむ内容になっています。
海をモチーフにした衣装や美術が物語りの世界観を際立たせ、筋がきやストーリーが無くても非日常空間に子ども1人1人のペースで慣れ親しむ工夫が施されています。
また制作サイドが事前に全ての観客とコンタクトを取り、それぞれの障害の特徴や配慮について保護者と相談しながら当日を迎える準備を進めていきます。作品の内容が事前にわかる「ちいさなうみじゅんびぶっく」は全ての観客に事前に送られます。
≪これまでの感想≫
・居心地の良い空間、流れ、暖かく迎えてくれること何より有難く、子どもにも伝わっていました。
・シンプルなセット、大好きなハンモックのおかげで場所への抵抗がなくスムーズに入れました。
・自由にしてていいよという雰囲気が一番安心して楽しめるきっかけだったと思います。
・目で見て認識するまで時間がかかるのですが、泡もゆっくり出てきて感触をたっぷり楽しんでいました。